メールウィルスチェックサービスQ&A


Q1 メールウィルスチェックサービスを利用していれば100%ウィルス検出が可能なのですか?
Q2 ウィルスチェックできないファイルやメール形式はありますか?
Q3 メールウィルスチェックサービスでウィルスを検出した場合はどのようになりますか?
Q4 圧縮ファイルはメールウィルスチェックサービスの対象になりますか?
Q5 パターンファイルの更新はどうすればよいのですか?
Q6 メールウィルスチェックサービスを利用していれば、(お客様の)パソコンのパターンファイル(ワクチンソフト)更新も必要ないのですか?
Q7 ウィルスに感染したメールが届かないことはありますか?(サーバ側でメールを削除することはありますか?)
Q8 ウィルスチェックはどのようなタイミングで行なわれるのですか?
Q9 メールウィルスチェックサービスを利用すると使用しているパソコンやソフトに影響が出ることはありますか?
Q10 メール転送を利用しているのですが、何か影響はありますか?
Q11 S/MIMEやPGPなどの暗号化メールもウィルスチェックができますか?
Q12 パターンファイルの更新頻度はどれくらいですか?
Q13 ウィルスに感染しメールが届かなかった場合連絡が欲しいのですが可能ですか?
Q14 ウィルスでないのに間違ってメールが削除されることはありますか?
Q15 HTMLメールはウィルスチェックされますか?



Q 1 メールウィルスチェックサービスを利用していれば100%ウィルス検出が可能なのですか?
A 1 100%ではありません。
ウィルス検出可能なのは弊社が設置したウィルス検知サーバにそのウィルスに対するパターンファイルがある場合だけです。未知のウィルスに対応したパターンファイルが開発されるまではそのウィルスに対する検出は行なえません。また、ウィルスチェックができないファイル形式がございます。詳細は次の「Q2 ウィルスチェックできないファイルやメール形式はありますか?」をご覧下さい。
メール経由のウィルス感染が90%以上と言われていますが、ウィルスはメール以外によっても感染します。例えばフロッピーディスクやCDによってウィルスが持ち込まれることもあります。メールウィルスチェックサービスはこれらのメール以外のウィルスチェックは一切行なえませんのでご注意ください。このようなメール以外からのウィルスはお客様のパソコンにウィルス駆除ソフトを御導入いただき感染を防いで頂く必要がございます。
お客さまのパソコンが既にウィルスに感染している場合もそのパソコン自体のウィルス検出は本メールウィルスチェックサービスでは行なえません。
Q 2 ウィルスチェックできないファイルやメール形式はありますか?
A 2 あります。
ウィルスチェックされないファイルやメール形式は下記のとおりです。
  • マッキントッシュ(アップル)Mac OS上で感染動作するマッキントッシュプログラムファイル(但しマック上で動作するワードのマクロウィルス等は駆除できます)。
  • 暗号化されているメール(S/MIME、PGPなど)。
  • 暗号化されたファイル(任意のソフトにより暗号化されたファイルは当然ウィルスチェック時に復号化できませんのでウィルスチェックが行なえません)。
  • 添付ファイル形式でなく閲覧時に画像などをダウンロードするタイプのHTMLメール。
  • 圧縮ファイルのうち下記形式以外のもの。
    • ZIP・LZH・ARJ・CAB・RAR・TAR・GZIP・BZIP2
Q 3 メールウィルスチェックサービスでウィルスを検出した場合はどのようになりますか?
A 3

そのメールの配送を止めます
配信されなかったメールの情報はお問い合わせいただければお知らせすることができます。詳細は「Q13 ウィルスに感染しメールが届かなかった場合連絡が欲しいのですが可能ですか?」をご覧下さい。

Q 4 圧縮ファイルはメールウィルスチェックサービスの対象になりますか?
A 4

チェック対象です。
通常使用されているほとんどの圧縮ファイルは対象となります。
但し、多重圧縮ファイルについては7階層までのサポートとなります(多重圧縮とは一度圧縮して出来上がった圧縮ファイルを再度圧縮することです。7階層までのサポートとは、これを7回繰り返して出来上がったファイルまではウィルスチェックが行えます、ということです)。
◎サポートする圧縮形式一覧
ZIP・LZH・ARJ・CAB・RAR・TAR・GZIP・BZIP2
※ 注意! 上記の形式でも圧縮するタイプ等によっては検知しないことがあります(パスワード付きや分割されたファイルなど)。

Q 5 パターンファイルの更新はどうすればよいのですか?
A 5 メールウィルスチェックサービスのパターンファイルの更新はAi-Linkにて行います
お客様側での更新は必要ございません。
※注意!お客様のパソコンで動作させているウィルス駆除ソフトのパターンファイル(ワクチンソフト)は同時に更新されません。お客様のパソコンで動作させているウィルス駆除ソフトのパターンファイル(ワクチンソフト)は、お客様にて更新頂く必要がございます。これはメールウィルスチェックサービスとお客様のパソコン上で動作しているウィルス駆除ソフトは、まったく別システムの為です。
Q 6 メールウィルスチェックサービスを利用していれば、(お客様の)パソコンのパターンファイル(ワクチンソフト)更新も必要ないのですか?
A 6 いいえ、必要です。
メールウィルスチェックサービスとお客様のパソコン上で動作しているウィルス駆除ソフトはまったく別システムであり、両ソフト間で連絡をとりあうことは一切ございません。よって、お客様のパソコンで動作させているウィルス駆除ソフトのパターンファイルは同時に更新されません。お客様のパソコンで動作させているウィルス駆除ソフトのパターンファイルはお客様にて更新頂く必要がございます。
Q 7 ウィルスに感染したメールが届かないことはありますか?(サーバ側でメールを削除することはありますか?)
A 7 ウィルスが検出されたメールは宛先には届きません。
昨今ウィルス自身がウィルス付きメールを送信するケースが多く、差出人が作成したファイルにウィルスが含まれるケースは希なため、メールウィルスチェックサービスはそのメールの配送を止めます。
配信されなかったメールの情報はお問い合わせいただければお知らせすることができます。詳細は「Q13 ウィルスに感染しメールが届かなかった場合連絡が欲しいのですが可能ですか?」をご覧下さい。
Q 8 ウィルスチェックはどのようなタイミングで行なわれるのですか?
A 8 お客様宛のメールはお客様のメールボックスに入る前に、お客様がメールを送信される場合はメールが配達される前に、ウィルスチェックが行なわれます。
お客様のメールボックスに入っている受信メールは全てウィルスチェックが完了したメールです。
Q 9 メールウィルスチェックサービスを利用すると使用しているパソコンやソフトに影響が出ることはありますか?
A 9 いいえ、一切ございません。
メールウィルスチェックサービスは完全にサーバ側のみで行なわれます。お客様のパソコンに影響が出る事は一切ございません。どのメールソフトをお使いいただいても有効です。
Q 10 メール転送を利用しているのですが、何か影響はありますか?
A 10 いいえ、一切ございません。
Ai-Linkのメール転送サービスをご利用は従来通りご利用頂けます。転送されるメールにウィルスチェックが行なわれるだけです。
Q 11 S/MIMEやPGPなどの暗号化メールもウィルスチェックができますか?
A 11 できません。
これらのメールは元のファイルを改竄できないようにするために暗号化しています。ウィルスチェックソフトはこれらの暗号化を元のファイル形式に戻せませんので、ウィルスチェックはできません。
Q 12 パターンファイルの更新頻度はどれくらいですか?
A 12 最新パターンファイルは毎日1、2回という高頻度で提供されており、一時間に1回以上チェックを行ない更新しております。
Q 13 ウィルスに感染しメールが届かなかった場合連絡が欲しいのですが可能ですか?
A 13

ウィルスが検知された場合は、弊社担当者へ以下の情報が通知されております(本文や添付ファイルの内容等、その他の情報が不用意に把握されることはありません)。

  • 送信アドレス(ウィルスの種類によっては改竄されている場合があります)
  • 受信アドレス
  • メールのヘッダ(件名が含まれます)
  • 検出されたウィルスの種類
  • ウィルスが検出された添付ファイルのファイル名

この情報を元に、届かなかったメールの情報をお知らせすることは可能です。通知をご希望の場合はサポートデスク(TEL 0120-21-3571 受付時間 毎日 08:00〜20:00)まで御連絡ください。以上の情報をお知らせしますので、送信者の方にウィルス駆除した状態での再送信を御依頼下さい。

Q 14 ウィルスでないのに間違ってメールが削除されることはありますか?
A 14

稀にあります。
パターンファイルはウィルスのある特定の特徴を捉えてそのファイルをウィルスと識別いたします。ウィルス付きでない正常なメールがたまたまこのウィルスの特徴に酷似していた場合ウィルスと認識されてしまう場合があります。もしこのようなことが疑われる場合、サポートデスクまで御連絡ください。ウィルスの誤認識であるかどうかを調査いたします。

また、メールヘッダに無効な文字が含まれるメールはウィルス検知ソフトが正常にウィルス検出を行えない可能性があるため、ウィルスを検出した場合と同様メールを配信を止めます。このような場合、Ai-Linkからお客様または差出人へ通知を行うことが御座います。

Q 15 HTMLメールはウィルスチェックされますか?
A 15 添付ファイル形式でないHTMLメールは、ウィルスチェックの対象外となります。このようなタイプのHTMLメールは、メールを開いたときに画像などをインターネットからダウンロードするためです。添付ファイルとして送信されるHTMLメールは、ウィルスチェック対象となります。
●ご質問・ご意見等は、info@ai-link.ne.jpに宜しくお願いいたします。
Ai-Linkメールウィルスチェックサービス