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  1. ベンディング金型 加工情報
  2. 曲げの種類・ダイのV 幅選定

■ 曲げの種類・ダイのV 幅選定

■ 曲げの種類

エア
ベンド
ボトミング 曲げた後、ワークとダイの面が接触する曲げ。
比較的小さい加圧力で良い精度が得られる。
最も多く使われている。
パーシャル
ベンディング
曲げた後、ワークとダイの面が接触しない曲げ。
底押しでなく空気と接触した状態でワークを曲げる。
コイニング 曲げた後、パンチ先端部をワークに食い込ませ、スプリングバック を殺す曲げ。
非常に曲げ精度がよいが、ボトミングの5 〜 8 倍の加圧力が必要
エアベンド、ボトミング、パーシャルベンディング、コイニング

■ ダイのV 幅選定

ワークの板厚を目安とし、さらに曲げ圧力、内側曲げ半径、最小フランジ寸法などを考慮してV 幅は決定 されます。
板厚を目安とするV 幅は下表の通りですが、このV 幅により決まる内側曲げ半径 i r(≒ V / 6)が製品仕様を満足するかどうか、製品のフランジ長さが最小フランジ長さより大きいか どうかなどを確認しV 幅の選定を行います。
  v幅
板厚t(mm) 0.5 〜 2.6 3.0 〜 8 9 〜 10 12以上
ボトミング 6 × t 8 × t 10 × t 12 × t
パーシャル
ベンディング
12 〜 15 × t
コイニング 5 ×t