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  1. ベンディング金型 加工情報
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■ R曲げ 〜10R (生産コストダウンのご提案)

■ この製品、標準金型では曲げられない?!

下の様な製品を曲げる場合、「標準金型で曲げられるか?」とまず考えられると思います。 残念ながら製品が金型に干渉して標準金型で曲げることはできません。

■ やっぱり、オーダー品を作るしかないの?

  • 使用金型 : 標準パンチ No.3 先端R : 6R
    標準ダイ No.341 V幅=25 V角度=30°
    ダイブロック使用
  • 加工条件 : SPCC 板厚1.6  90°曲げ
  • 製品が金型に干渉。
    先端R形状違い。

ご提案

確かに標準金型で曲げることはできませんが、標準金型に追加工をすることで曲げることが可能です。


  • 使用金型 : 標準パンチ No.3
    パンチ追加工 : 製品干渉部 、 先端R : 7R
    標準ダイ No.341 V幅=25 V角度=30°
    ダイブロック使用
  • 標準金型を追加工することにより、加工可能。
  • ※オープンハイト370mm以上の機械は、ダイブロック必要になります。
  • ※R曲げ適正V幅概略計算式適正V幅=(2〜2.5)×(パンチR+板厚)

※オープンハイト370mm以上の機械は、ダイブロックが 必要になります。 ※R曲げ適正V幅概略計算式 適正V幅=(2〜2.5)×(パンチR+板厚)

標準金型のため、短納期でオーダー品より安価にできます。
提案

生産コストを引き下げる

注)No.3の先端R追加工は、8Rまで可。
8Rまでですと、確実に120°分の円弧(No.3:60°なので)で追加工できます。(90°以下の曲げも可)
8R以上9R以下ですと、120°分の円弧がとれません。
(例)9Rですと、106°位までしか円弧が追加工できませんので、9R-90°曲げ でしたら可能ですが、9R-80°曲げは不可になります。(スプリングバックを考慮して)